- 家を建てるときにルンバ基地を作りたいけど、どこに作ればいいかわからない
- ルンバ基地を作るときの注意点を知りたい
- ルンバ基地を使っている人の使い勝手を知りたい
実は、ルンバ基地は小上がりや階段などの「段差」に作るのが狙い目です。
なぜなら、腰掛けるのにちょうどいい高さ約36cmの段差なら、下の空間に高さ約10cmのルンバがすっぽり入るからです。
私は、注文住宅を建てたときに小上がりの段差へルンバ基地を作り、5年以上使っています。
この記事では、ルンバ本体のサイズと、わが家の基地の寸法・図面・注意点、5年使った使い勝手を写真つきで紹介します。
この記事を読むと、設計の打ち合わせで「ルンバ基地をどこに・どのサイズで作りたいか」を迷わず伝えられます。
結論は、小上がりや階段などの段差の下に、ルンバの大きさ+余白のサイズで基地を作り、奥にコンセントを1つ付けることです。
ルンバ基地とは?わが家は小上がりの段差の下に作った
ルンバ基地とは、ルンバと充電台をしまっておく専用のスペースのことです。
わが家は、リビング横にある4.5畳の小上がりの段差の下に作りました。

段差の高さは約36.5cmで、腰掛けるのにちょうどいい高さです。
段差の下は3つに区切り、左の2つを引出し収納、右端をルンバ基地にしています。
使っているのはルンバ980です。入居したときに買い、5年以上この基地から出入りしています。
なゆアプリで起動できるし便利。掃除した場所もわかるし、エラーで止まっても原因を教えてくれます
| 項目 | わが家のルンバ基地 |
|---|---|
| 場所 | 小上がりの段差の下(右端の1区画) |
| 段差の高さ | 約36.5cm |
| 基地の幅 | 78cm |
| 基地の高さ | 20cm |
| 基地の奥行 | 45cm |
| コンセント | 奥の壁・2口・床から12.5cm(中心まで) |
| 使っている機種 | ルンバ980(直径35.3cm・高さ9.2cm) |
扉はつけず、ルンバは開口から自分で出入りします。外からはほとんど見えないので、出しっぱなしの生活感がありません。
ルンバ本体のサイズ早見表【2026年の現行モデル】
ルンバ本体の高さは、どの機種もおよそ8〜10cmです。
ただし、自動ゴミ捨てなどの「充電ステーション」は、機種によって大きさがまったく違います。
アイロボットの公式発表などから、サイズを表にまとめました。
| 機種 | 本体(幅×奥行×高さ) | 充電ステーション(幅×奥行×高さ) |
|---|---|---|
| ルンバ980(わが家) | 直径35.3×高さ9.2cm | 充電台のみ(自動ゴミ捨てなし) |
| Roomba Mini+AutoEmpty | 24.5×24.5×9.2cm | 21.2×17.8×28.5cm |
| Roomba Plus 515 Combo+AutoWash | 29.8×30.3×8.4cm | 33×34×48.5cm |
| Roomba Max 715 Vac+AutoEmpty | 34.5×35.0×10.5cm | 21.3×17.2×29.0cm |
| Roomba Max 775 Combo+AutoWash | 36.6×37.3×10.4cm | 42.5×45.0×43.2cm |
本体だけなら、どの機種も高さ20cmの基地に入ります。
問題は充電ステーションです。自動ゴミ捨ての「AutoEmpty」は高さ約29cm、モップも洗う「AutoWash」は43〜48.5cmあります。
機種ごとの違いや選び方は「ロボット掃除機の選び方【2026年版】」で比べています。
作る前に決めること:自動ゴミ捨てを使うか
ルンバ基地のサイズは、自動ゴミ捨てを使うかどうかで大きく変わります。
本体の高さは約10cmでそろっていますが、充電ステーションの高さは約3倍から5倍も違うからです。
公式の寸法から、必要な高さの目安を計算しました。


| 使い方 | 充電ステーションの高さ | 基地の高さの目安 |
|---|---|---|
| 充電台だけ(自動ゴミ捨てなし) | — | 約15〜20cm(わが家は20cm) |
| 自動ゴミ捨て(AutoEmpty) | 約28.5〜29cm | 30cm以上 |
| 自動ゴミ捨て+モップ洗浄(AutoWash) | 約43〜48.5cm | 50cm以上 |
- ゴミ捨ては自分でやる → 高さ20cmで足りる。小上がり・階段の段差に作りやすい
- 今は不要だけど、いつか自動ゴミ捨てにしたい → 高さ30cm以上を確保しておく
- モップ洗浄つきの全自動がほしい → 段差の下ではなく、階段下収納やクローゼットを検討
わが家が建てたころは、自動ゴミ捨ては考えていませんでした。5年たった今、ここが一番の後悔になっています(後半で詳しく書きます)。
ルンバ基地に必要なサイズの決め方(高さ・幅・奥行)
ルンバ基地のサイズは、「ルンバ本体+充電台+出入りの余白」で決めます。
わが家の寸法を例に、高さ・幅・奥行の順に見ていきます。


高さ:本体の高さ+10cm前後
ルンバ980の高さは9.2cmで、わが家の基地の高さは20cmです。
本体の上に約10cmの余裕があります。
自動ゴミ捨てを使うなら、本体ではなく充電ステーションの高さで決めます(前の章の表を参照)。
幅:わが家は78cm(小上がりの1区画分)
わが家の基地の幅は78cmです。図面を見ると、隣の引出し収納と同じ幅で、小上がりの1区画分になっています。
ルンバ980は直径35.3cmなので、左右に20cmずつ余裕があります。
奥行:わが家は45cm(充電台は奥の壁ぴったり)
奥行は45cmです。充電台を奥の壁にぴったりつけて置き、その前にルンバが止まります。
ルンバ本体は直径35.3cmなので、充電台と合わせて奥行45cmに収まっています。
公式のおすすめは「両脇0.75m・前方2m」
ルンバ980の取扱説明書には、充電台(ホームベース)の置き方が次のように書かれています。
- 障害物のない広い場所の壁に沿って設置する
- ホームベースの両脇に0.75m以上
- ホームベースの前方に2m以上(階段などの段差とのあいだも2m以上)
- アプリを使うときは、Wi-Fiの電波が安定している場所に置く
Wi-Fiは、段差の下でも困ったことはありません。
正直に書くと、わが家の基地は両脇0.75mのおすすめを満たしていません。幅78cmの中に充電台を置いているからです。
それでも、5年以上ルンバは基地にきちんと帰ってきています。ルンバが出られる広さがあれば、問題なく動いてくれます。
ただ、帰りやすさは機種や部屋の形で変わります。設計の前に、使う機種の取扱説明書で必ず確認してください。
コンセントは「奥の壁・床から12.5cm」にした
わが家のコンセントは、基地の奥の壁、床から12.5cmの高さにあります。12.5cmは、2口コンセントの真ん中までの高さです。記事のいちばん上の写真で、ルンバの奥に写っているのがこのコンセントです。
充電台を奥の壁にぴったり置くので、コードが短くすみ、外からはまったく見えません。
コンセントは2口で作りましたが、使っているのは充電台の1口だけです。ルンバだけなら1口で足ります。
大事なのは、設計の段階でコンセントを入れておくことです。基地の中は狭いので、あとから延長コードを引き込むと見た目も使い勝手も悪くなります。
家じゅうのコンセントの決め方は「コンセントの位置と高さで後悔しない|場所別の決め方」にまとめています。
図面で見るわが家のルンバ基地
設計士さんとの打ち合わせで作った、実際の図面です。見てほしいのは2か所です。


1つ目は高さの内訳です。段差365mmのうち、下の200mmが基地、上の165mmは床を支える木材・床板・畳です。
つまり、基地の中は奥まで高さ20cmで一定です。段差が36.5cmあっても、ルンバが使えるのは20cmだけでした。


2つ目はコンセントの位置です。右端の区画に、床から125mmのコンセントが描かれています。
打ち合わせでは、この図面を見せながら「ここにルンバ基地」「ここにコンセント」と伝えると話が早いです。
段差以外にルンバ基地を作れる場所
わが家は小上がりですが、ほかの段差やすき間にも作れます。ここからは、わが家では試していない場所を調べてまとめました。
| 場所 | 向いている人 | 自動ゴミ捨て | 工事 |
|---|---|---|---|
| 小上がりの段差(わが家) | 小上がりを作る人 | 段差の高さしだい | 設計時に必要 |
| 階段の1段目 | リビング階段の人 | ×(1段が低い) | 設計時に必要 |
| 階段下の収納 | 大きめの機種を使う人 | ○ | 設計時に必要 |
| クローゼットのドア下 | 見せたくない人 | ○ | ドアの加工が必要 |
| 市販のルンバ用ラック | 賃貸・建売の人 | 商品しだい | 不要 |
階段の1段目は、住宅の場合、1段の高さ(蹴上げ)が23cm以下と建築基準法施行令で決まっています。本体の高さ約10cmのルンバなら入る計算ですが、自動ゴミ捨てのステーションは入りません。



ルンバの大きさによっては、階段下もありかもね
階段下の収納は高さに余裕があるので、自動ゴミ捨てやモップ洗浄つきの大きなステーションも置きやすい場所です。
クローゼットに置く場合は、ドアの下にルンバが通れる開口が必要です。本体の高さ+数cmが目安になります。
5年使って気づいた後悔:自動ゴミ捨てがほしくなったら入らない
ルンバ基地には5年以上、大きな不満はありません。ただひとつだけ、建てたときに考えておけばよかったことがあります。
それは、自動ゴミ捨てのルンバに買い替えたくなっても、今の基地には入らないことです。



自動ゴミ捨てモデルがほしくなってきた。でもコンパクトなのがいいなあ。そうすると、今の基地に入らなくなる!
コンパクトな機種を調べると、Roomba Miniは本体が直径24.5cmと小さく、自動ゴミ捨てのステーションも幅21.2cmです。
ところが、ステーションの高さは28.5cmあります。図面のとおり、わが家の基地は中まで高さ20cmなので、小さい機種でも入りません。
建てたころのわが家は、ゴミ捨ては自分でやるつもりでした。5年たって、暮らしも機種も変わりました。
- 基地の高さは今のルンバではなく、次のルンバで考える
- 少しでも自動ゴミ捨てに興味があれば、高さ30cm以上を確保
- 段差の中の木材の位置で、使える高さが決まる。設計士さんに「基地の中の高さ」を確認する
今のルンバ980が元気なうちは、この基地で使い続けるつもりです。買い替えるときは、置き場所ごと考え直すことになりそうです。
よくある質問
Q. ルンバ基地のコンセントは何口必要?
ルンバだけなら1口で足ります。わが家は2口作りましたが、使っているのは1口だけです。
Q. ベッドの下は何cmあればルンバが通る?
ルンバの高さに数cmの余裕があれば通ります。わが家は無印良品の木製ベッドフレームに12cmの脚をつけて、高さ9.2cmのルンバ980が下を掃除しています。
脚は高さ違いで何種類かあり、ルンバを通したいなら脚の高さで調整できます。わが家は12cmです。
わが家で使っているベッドフレームはこちらです。
脚は別売りです。わが家は12cmの脚をつけています。
Q. 賃貸や建売でもルンバ基地は作れる?
工事のいらない市販のルンバ用ラックなら作れます。買う前に、使う機種と充電ステーションの高さが入るかを確認してください。
まとめ:段差の下に「本体+余白」で、奥にコンセント
- ルンバ基地は小上がりや階段などの段差の下が狙い目
- サイズは本体+充電台+余白。わが家は幅78×高さ20×奥行45cm
- コンセントは奥の壁に。ルンバだけなら1口で足りる(わが家は2口・床から12.5cm)
ひとつ付け足すと、自動ゴミ捨てを使うなら、基地の高さは30cm以上が必要です。今は使わなくても、次の買い替えまで考えておくと後悔しません。
どのルンバにするか迷っている人は、まず機種を決めてから基地のサイズを決めるのがおすすめです。全シリーズの違いは「ロボット掃除機の選び方【2026年版】」で比べています。
家づくりで後悔したこと・やってよかったことは「注文住宅で後悔したこと・やってよかったこと全まとめ」にまとめています。
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