新築・戸建てのマルチメディアボックスとは?
ONU・ルーターの置き場所を実例で解説
この記事では、新築・戸建てで悩みがちなONU・ルーターの置き場所について、我が家で実践している「マルチメディアボックス収納」を中心に詳しく解説します。
【結論】ルーター一体型ONUをマルチメディアボックスに収納することで、配線が完全に見えなくなりリビングがスッキリします。クローゼット内に設置しても、我が家では3年間通信速度に問題なく使えています。
インターネット機器を目立たせたくない方、有線LANもスマートに配線したい方に向けて、我が家の実例を写真付きでご紹介します。
光回線 vs ケーブルTV の選び方、マルチメディアボックスの活用法、有線LAN設置のポイントまで網羅しています。新築・リフォームを検討中の方はぜひ最後までご覧ください!
マルチメディアボックスとは?
マルチメディアボックスとは、インターネットやテレビの配線機器を一箇所にまとめて収納できる、壁埋め込み型のボックスのことです。「情報分電盤」「マルチメディアポート」と呼ばれることもあります。
中に収納できるのは、主にこんな機器です。
- ONU(光回線の終端装置)
- Wi-Fiルーター
- LANハブ(各部屋への有線LAN分配)
- テレビのブースター・分配器
つまり、家中のネット・テレビ配線の「中継基地」になる場所。ここから各部屋へLANケーブルやテレビ線が伸びていくイメージです。
ハウスメーカーや工務店によって標準装備の場合とオプションの場合があるので、新築検討中の方は早めに確認するのがおすすめです。設置場所はクローゼット内・洗面所・廊下の壁などが一般的です。
マルチメディアボックスのメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 配線・機器が見えなくなり生活感ゼロ | 設置場所によってはWi-Fi電波が弱まる |
| ホコリから機器を守れる | 機器の熱がこもりやすい(放熱に注意) |
| 各部屋への有線LAN配線がスマート | 後から場所の変更ができない |
| ルーターの置き場所に悩まなくて済む | 標準でない場合は追加費用がかかる |
デメリットの「Wi-Fi電波」については、設置場所の工夫で十分カバーできます(後ほど詳しく解説します)。我が家は5年使って、本当に採用してよかった設備のひとつです😊
光回線 vs ケーブルテレビ:我が家が選んだのは光回線!
新築のインターネット環境を整える際、まず考えるのが「光回線にするか、ケーブルテレビにするか」です。
我が家では、速度を重視して光回線を選びました。
J:COM等などのケーブルテレビは多くのチャンネルが視聴できるのが魅力ですが、我が家ではテレビを見る機会が少なく、
代わりにYouTubeやテレワークでの使用が多いため、速度が重要でした。
また、一度ケーブルテレビにしてしまうと、乗り換え・解約が大変なのでずるずると見ないチャンネル代を支払うことも・・・。
テレビとインターネットの契約は、それぞれ別にしたほうが費用の見直しが簡単そうですね!
我が家はNURO光を5年使っています【正直レビュー】
[PR]ちなみに我が家が契約しているのはNURO光です。5年使ってきた正直な感想をまとめておきますね。
◎ 良かったこと
- 速度で困ったことがない:5年間、速度でストレスを感じたことは一度もありません。YouTubeもテレワークも快適です
- 料金は安いほうだと思います
- ONUとルーターが一体型:機器がひとつで済むので置き場所がスッキリ。我が家はこれをマルチメディアボックスの中に収めています
- 機器はレンタルできる:ルーターを別途買わなくていいのは助かりました
とくに一体型でマルチメディアボックスに収まるのは、この記事のテーマ的にも大きなメリットでした。機器が2台になると、ボックス内のスペースも配線も一気に窮屈になりますからね。
△ 正直に気になるところ
- 機器の型番はランダムで割り当てられる:レンタル機器がどれになるかは選べないそうです。高性能なものが当たるとは限らないのは、正直ちょっと気になるところ
- 最近スマホのWi-Fiがたまに不安定:5年使っているので、機器の経年か、接続台数が増えたことが原因かなと思っています
- 提供エリアが限られている:申し込む前に、まず自宅がエリア内か確認が必要です
正直に言うと、「速くなった!」という感動はありませんでした
引っ越し前はマンションの備え付け回線を使っていましたが、そのときも特に困ってはいませんでした。だからNURO光にしたとき、劇的に速くなったという感動は、正直なところありませんでした。
それでも5年住んで思うのは、「回線速度のことを一度も考えなくて済んだ」という事実のほうが大きいということです。「今日はネットが重いな」と思った日が、5年間で記憶にありません。
実際に測ってみました【1階と2階で比較】
せっかくなので、実際の速度を測ってみました。機器は2階のクローゼットの中にあるので、機器と同じ2階と、離れた1階の2か所で比較しています。
| 測定場所 | 下り | 上り | レイテンシ |
|---|---|---|---|
| 2階・機器と同じ部屋 | 607.2 Mbps | 459.3 Mbps | 7ms |
| 1階・機器から離れた場所 | 574.1 Mbps | 414.7 Mbps | 5ms |

注目してほしいのは、1階と2階でほとんど差がないことです。機器は2階のクローゼットの中に閉じ込めているのに、1階でも570Mbps以上出ていました。
これは回線そのものが速いというより、機器を「2階の家の中心」に置いたからだと思っています。同じ回線を契約しても、置き場所を間違えれば1階の隅で電波が届かない、ということは十分ありえます。
夜のいちばん混む時間でも落ちませんでした【平日21時】
先ほどの測定は日曜の朝7時。回線が空いている時間帯です。でも実際に気になるのは、みんながいっせいに使う夜ではないでしょうか。そこで平日の21時に、同じ1階・同じWi-Fiで測り直してみました。
| 測定した時間帯 | 下り | 上り | レイテンシ |
|---|---|---|---|
| 日曜7時(空いている時間) | 574.1 Mbps | 414.7 Mbps | 5ms |
| 平日21時(混み合う時間) | 586.9 Mbps | 399.5 Mbps | 8ms |
下りはむしろ夜のほうがわずかに速く、上りは少し下がりました。レイテンシ(応答の速さ)は5msから8msになっています。ただ、どれも体感できるような差ではありません。
少なくとも我が家では、「夜になると遅くなる」ということはありませんでした。回線を選ぶときに気になるのはこういうところだと思うので、参考になればうれしいです。
そして正直に付け加えると、この速さを日常で「感じる」ことはありません。感じないくらい当たり前に動いている、というのが5年使った実感です。回線に求めることは、結局これなのかもしれません。
総合的には、速度・料金・機器のスッキリさで満足しています。新築で回線を検討するなら、まずはエリア内かどうかだけでも確認してみるといいと思います👇
ルーターとONUをスッキリ収納!我が家の「マルチメディアボックス」
ONUとは?ルーターも必要?
光回線を利用するためには、ONU(Optical Network Unit)という機器が必要です。
さらに、Wi-Fiを使って複数のデバイスでインターネットを利用するためにはルーターも欠かせません。
最近では、ONUとルーターが一体化した「ルーター一体型ONU」も登場しています。
我が家では、このルーター一体型ONUを採用し、設置スペースを節約しました。
マルチメディアボックスで機器をスッキリ収納
この「ルーター一体型ONU」を我が家ではマルチメディアボックス内に収納し、外から見えないようにしています。
マルチメディアボックスとは、光ファイバーの引込口・LAN配線・電話配線・テレビ配線をひとつにまとめる壁付けの収納ボックスです。新築では洗面所や廊下の壁内に埋め込まれることが多く、扉を閉めれば機器や配線が完全に隠れます。
主なメリットは3つです。①ONU・ルーター・ハブなどの機器をまとめて隠せる ②リビングや廊下に配線が露出しない ③各部屋へのLAN配線(Cat6など)を一元管理できる。特に有線LANを複数部屋に引きたい場合は、ハブをボックス内に設置するだけで完結します。
費用の目安は、ボックス本体が1〜3万円、工事費込みで3〜8万円程度が一般的です。後付けでは壁の開口工事が必要になり費用が大幅に増えるため、設置は新築・リフォーム工事のタイミング一択です。建設会社に「マルチメディアボックスを付けたい」と伝えるだけで対応してもらえることがほとんどなので、検討中の方はぜひ相談してみてください。
おすすめアイテム:我が家で使用しているマルチメディアボックスは、河村電器産業の光配線専用 情報キャビネット MED「MED-3234-11B」です。コンパクトで便利なので、新築の方には特におすすめです!
設置場所の選択:我が家のケース

我が家では、ルーター一体型ONUを2階の仕事部屋のクローゼット内に設置しました。
一般的には、ルーターの電波は壁や障害物によって影響を受けるため、壁から離して設置することが推奨されます。
しかし、我が家の場合はクローゼット内に収納しても、1階も2階も通信速度に問題なく、安定して使用できています。
木造住宅であるためなのか・・、電波が弱くなると感じたことはありません。
マルチメディアボックスに入れるとWi-Fiが弱くなる?2階まで届かせる方法
先ほどお伝えしたとおり、我が家は木造でクローゼット収納でも電波に問題はありませんでした。ただしこれは住宅の構造や広さによって変わります。鉄筋コンクリート造や3階建て、広いお家などでは「1階のボックスに入れたら2階まで電波が届かない…」というケースもあります。
もし電波が弱いと感じたら(または最初から不安なら)、対策は次の3つです。
- ルーター本体だけはボックスの外(開口部)に出す
- 家全体をカバーしたいならメッシュWi-Fiにする
- 弱い部屋がピンポイントであるなら中継機を足す
いちばんおすすめはメッシュWi-Fi。親機と子機を各フロアに置くだけで、家中どこでも電波が途切れにくくなります。一般的な戸建てなら2台セットで1〜2階をしっかりカバーできます。コスパと実績で選ぶなら、レビュー1.8万件超の定番TP-Link Deco M4が間違いないです👇
有線接続の必要性
ゲームやYouTube視聴には欠かせない!
YouTube視聴やオンラインゲームを快適に楽しむためには、有線接続があると安心です。
無線よりも速度が速く、安定しているため、大容量のデータ転送が必要な場合には有線接続が特に適しています。
有線LANの設置を考えている方へ
テレビの裏やスタディコーナーなど、使用頻度の高い場所にLANポートを設けておくと便利です。我が家では、スイッチングハブを使って複数のデバイスを接続しています。
我が家の有線接続デバイスリスト
我が家で有線接続しているデバイスは以下の通りです:
- テレビ
- ブルーレイレコーダー
- Nintendo Switch
- PlayStation 5
有線接続が必要なデバイスが多い家庭では、あらかじめLANポートの位置を計画しておくことをおすすめします!
まとめ
新築・戸建てのインターネット環境整備と、マルチメディアボックスを活用した配線収納についてご紹介しました。
ポイントをまとめます:
- 光回線を選ぶ:速度・安定性・乗り換えのしやすさの観点からケーブルTVより光回線がおすすめ
- ルーター一体型ONUを採用:設置スペースが1台分で済み、マルチメディアボックスにスッキリ収まる
- マルチメディアボックスで配線隠し:新築・リフォーム時に設置すればケーブル類が完全に見えなくなる
- 有線LAN配線を事前に計画:TV・ゲーム機などは有線接続で安定した通信速度を確保できる
新築・リフォームを検討している方のご参考になれば嬉しいです!
回線選びで迷っている方へ。我が家が5年使っているNURO光は、キャッシュバックや割引の特典が用意されていることが多いので、まずはエリア内かどうかと、いまの特典内容だけでもチェックしてみてくださいね(我が家のように一体型の機器なら、マルチメディアボックスにもスッキリ収まります)。
よくある質問(FAQ)
Q. マルチメディアボックスは新築に必要ですか?
A. 配線をスッキリさせたい方には強くおすすめします。後から設置するのは壁工事が必要になるため、新築時に導入するのが最もコスパがよいです。費用の目安はハウスメーカーにより異なりますが、数万円程度が一般的です。
Q. ONUをクローゼットや押し入れに入れても電波は届きますか?
A. 環境によりますが、我が家では3年間問題なく使えています。一般的には壁や障害物で電波が弱まる場合もあるため、メッシュWi-Fiシステムの導入や、TV・ゲーム機などを有線LAN接続にすることで補完するのがおすすめです。
Q. 新築で有線LAN配線工事は必要ですか?
A. ゲーム・4K動画視聴など大容量通信をするご家庭には特におすすめです。後からの配線は壁に穴を開ける大掛かりな工事になるため、新築時に先行配線をしておくことが非常に重要です。TVやゲーム機の設置予定場所を施工前に明確にしておきましょう。
新築・リフォームで快適なインターネット環境を整えたい方の参考になれば幸いです♪
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